松尾大社
桂川にかかる橋から松尾大社の方向を眺めると、
常緑葉樹の美しい山を望むことができます。新緑の季節
は、鮮やかな緑に山全体が包まれます。
「春はあけぼの やうやうしろくなりゆく山ぎは・・・・」と、
清少納言は春の東の空に浮かぶ山のシルエットを称えま
したが、明け方、松尾山をはじめとする西の山々は、また
格別の美しさがあります。
松尾大社は古くからたくさんの人の信仰を集めてきた
神社です。大宝元年（７０１年）に社殿を作ったと伝えら
れるわけですから、とても古い神社だということがわか
ります。
桂川・渡月橋の上流の堰から大昔に引かれた水路が、
神社の境内を今も通っています。５月頃、そのほとりには、
山吹の花が美しく咲きます。
桜の季節、松尾付近の桂川べりの桜も見事です。
神社のホームページの由緒を見ると、歴史で勉強した
人物の名前がたくさん出てきます。
→ 松尾大社ホームページ （外部リンク）
（本ページの写真は京都在住のＴ．Ａ．さんから
いただきました）